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【いよいよ】飽和潜水の作業船が現場海域に到着 午後1時から水深120メートルでの捜索へ
北海道・知床沖で観光船が沈没した事故で、きょう初めて行われる潜水士による船内の捜索に向けて、作業船が現場海域に到着しました。
斜里町から中継です。武田さん!
(武田記者)「こちら斜里町のプユニ岬です。
この後、現場海域では潜水士が「飽和潜水」と呼ばれる方法で、海底に沈む船内の捜索を行います」
(渡辺カメラマン)「現場には作業船が待機し、船上では潜水のための作業が行われている模様です」
(武田記者)「飽和潜水の設備を乗せた作業船「海進」はけさ7時ごろ、観光船が沈む現場海域に到着しました。
潜水士は、このあと午後1時から水深およそ120メートルまで潜り、船内に取り残された人がいないか捜索を行う予定です。
また、知床岬付近ではきのう午前、漁をしていたウニ漁師が、海底でジーンズやタンクトップなどの衣類を発見しました。
ジーンズにはベルトがついていて、大きさから男性のものと見られています」
(発見した漁船の乗組員)「ベルトもバックルが閉まった状態で上がってきたから、ああ、やっぱりあったんだなって。この辺に。どこかにあると思っていたから」
(武田記者)「乗組員は「行方不明者が早く見つかってほしい」と話していました。
以上、斜里町からお伝えしました」