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【取消】「再び重大な事故」国土交通省が運航会社の事業免許取り消し方針 北海道・知床沖観光船沈没

北海道・知床沖での観光船沈没事故で、斉藤国土交通大臣は観光船の運航会社に対し、旅客船事業の許可を取り消す方針を明らかにしました。
 
(斉藤国交相)「当該事業者は安全管理体制の改善意識が見られず、このまま事業を継続させることは再び重大な事故を起こす蓋然性が高いことから、事業許可の取り消し処分が適当と判断し、処分に向けた聴聞の通知を、本日行うことといたしました」
 
斉藤国交大臣はけさ、カズワンの運航会社「知床遊覧船」に対し、海上運送法に基づく行政処分に必要な聴聞手続きを始めると表明しました。
 
聴聞を行ったのち、来月中旬にも旅客船事業の許可を取り消す方針です。
 
事故後に行われた国交省による特別監査では、出航判断の基準を守っていなかったことなど、安全管理規程違反が多数確認されました。
 
事業許可の取り消しは最も重い行政処分で、事故を受けての許可取り消しは初めてとなります。
 
また、沈没した船体はきのう水深20メートルほどまでつり上げられ、斜里町沖の浅瀬に向かって運ばれています。
 
早ければ午後にも到着し、作業船の上に船体が引き揚げられる見通しです。