『札幌の景観色 調和のとれた魅力的な景観をつくる70色のオリジナルカラー』


「札幌の景観色」とは、調和のとれた魅力的な景観をつくり出すために、札幌市が選定した70色のオリジナルカラーです。風土イメージや地域性といった、北海道に関連する名前で色を表し、橋や建造物など周囲の景色に一体感を与えるよう配置されています。例えば、豊平川にかかる水穂大橋には“雪まつり”という冬の風物詩をイメージした涼しげな景観色。もいわ山ロープウェイの車体には、周辺に生息している生きものをイメージした“えぞりす”と“えぞふくろう”という色が使われています。実は大通公園のベンチにも景観色が使われています。区画ごとに違う色が使われていて、周辺の木々や花に馴染むよう茶系の色が選ばれています。景観色に関する活動を行っている小竹さん。「景観色を通じて景観に興味を持って頂ければと思っています」と語られていました。札幌の景観色を紹介するパンフレットは札幌市役所で配布中です。札幌のまちは、美しい色彩であふれているのですね。

●札幌の景観色を紹介するパンフレット
 配布場所 まちづくり政策局都市計画部地域計画課(札幌市役所本庁舎 5階北側)
 TEL 011‐211‐2545
 受付時間 8時45分~17時15分

2021年8月28日放送