『エドウィン・ダンを今に伝える ~ダンかるた~』
北海道の酪農の父と呼ばれる“エドウィン・ダン”。南区真駒内にある“エドウィン・ダン記念館”では、彼が成し遂げた仕事を油絵などで伝えています。エドウィン・ダンは明治時代にアメリカから招かれた外国人指導者です。大型農機具の使用方法や競走馬の育成など、北海道の酪農・畜産の発展に貢献しました。そしてエドウィン・ダンと地元真駒内のつながりをもっと多くの人に知ってもらおうと、今年4月かるたが完成しました。実際にかるたを見せてくれたのは、かるたを作成した“エドウィン・ダンの会”のみなさんです。明治9年頃にダンが真駒内の原始林を切り開いて牧場をスタートさせたことや、ダンが乳製品・ハム・ソーセージなどの加工技術を指導したことなど、かるたを楽しみながら学ぶことができます。また海外の人にも彼の活躍を知ってもらいたいと、かるたには英文も付けられています。エドウィン・ダンの功績は100年以上たった今も真駒内の誇りなのです。
●エドウィン・ダン記念館
南区真駒内泉町1‐6
開館時間 9:30~16:30
休館日 夏季(4月~10月)水曜休館
冬季(11月~3月)金・土・日のみ開館
※新型コロナウイルス感染症の影響で現在は休館しています。
2021年9月18日放送