『冬の新しい遊びの形 アーバンスノースポーツ』
札幌に降る雪はウインタースポーツに適したパウダースノーと知られていて、道内外から多くの人たちが訪れます。1972年には札幌オリンピックが開催。札幌の冬とウインタースポーツには長い歴史があります。しかし現在札幌の冬のスポーツ人口は減っており、課題の一つになっています。そんな中ウインタースポーツをもっと気軽に楽しめるものにしようと、都心部でも遊ぶことができる「アーバンスノースポーツ」が誕生し、広まり始めています。「アーバンスノースポーツは、スキーブーツなど道具を用意しなくても雪遊びやスポーツができる魅力があります。気軽さだったり、準備の簡単さ、雪遊びの格好さえしていればすぐ取り組むことができるのが魅力です」とアーバンスノースポーツツーリズム研究会の橋本さんは話します。今月6日には中央区の大倉山ジャンプ競技場でアーバンスノースポーツの楽しさを知ってもらおうと体験会が開催されました。会場には小回りが利いて滑りやすい「ミニスキー」や、雪の上での綱渡り「スノースラックライン」などが体験できるブースを用意。また子ども用のペダルがない二輪車“ストライダー”にスノーアタッチメントを付けた「スノーランニングバイク」のレースも行われ、参加した子ども達は雪の中一生懸命前に進みました。誰でも気軽に楽しめる「アーバンスノースポーツ」。みなさんもぜひ体験してみてくださいね。
●大倉山ジャンプ競技場
中央区宮の森1274番地