『オンラインさっぽろ雪まつり2022 ~72年の歴史・思い出と共に~


さっぽろ雪まつりの始まりは、今から72年前の1950年。当時市民の雪捨て場だった大通公園7丁目を活用しようと、学生が6基の雪像を展示しました。1955年からは自衛隊による大雪像作りが開始。会場の規模や雪像の数など徐々に増えていき、現在では毎年200万人が訪れる北海道最大級のイベントに成長しました。しかし、去年と今年は新型コロナウイルスの影響により、大通公園での開催が見送りに。そんな例年とは違う中で、少しでも冬の風物詩を楽しんでもらいたいと開催された「オンラインさっぽろ雪まつり」。特別サイトでは雪像ができるまでを記録した制作風景や、ここでしか見られない雪ミクのライトアップショー。そのほかにもクラフトフェスなど内容が盛りだくさん。また札幌の雪に関する写真を募集した“さっぽろ雪フォトまつり”も開催され、4508件の投稿が集まりました。雪と触れ合う楽しさをテーマにして、雪と一緒に楽しんでいる人との写真や、素晴らしい札幌の雪景色の写真を投稿してもらい表彰するという内容です。札幌の冬の素晴らしさや楽しさをスマートフォンひとつで参加できるようなイベントとなっています。市民も観光客も心待ちにしている雪まつり。来年は開催されるといいですね。

2022年3月5日放送