『まちの安全を守るのは私たち! 札幌市消防団』


札幌市消防団とは、地域で災害が起こった際に消防署と協力して活動する組織のことです。72分団およそ1700人の団員が在籍していて、放水訓練、応急手当訓練から地域での火災予防運動までさまざまな活動を行っています。消防士との大きな違いは、団員のおよそ8割が本業を持っているということ。中には授業の合間を縫って活動する学生もいます。消防団は「自分たちのまちは自分たちで守る」という精神をもとに活動する組織ですが、ボランティアではありません。災害時に活動したり、研修や訓練に参加すれば報酬を受け取ることができます。またけがをした際には補償してくれる制度もあります。いつ起きるかわからない災害に備え、日頃から訓練を行う消防団。地域の安全を守るため、消防団は市民の力を求めています。

2021年11月27日放送